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タイトル: 高次π空間形成を利用した高性能有機デバイスの構築
その他のタイトル: Fabrication of high performance organic devices based on π-space formation
著者: 村田, 英幸
著者(別表記): Murata, Hideyuki
キーワード: 有機薄膜太陽電池
有機EL 素子
光誘起誘電率変化
エレクトロスピンニング
トランジスタ型不揮発性メモリ
濃度傾斜構造
エネルギー分散型X 線分析
発行日: 3-Jun-2013
抄録: π共役系分子(P3HT)と汎用高分子(ポリスチレン)の示す分子間相互作用に起因した相分離現象を用いてP3HT薄膜にナノポーラス界面構造を自己組織的に形成させることに成功した。さらにP3HT表面をラビング処理した後にPCBM層をスピンコート法で製膜した2層積層構造では太陽電池にとって理想的な濃度傾斜構造が誘起されることが分かった。これらを有機薄膜太陽電池の活性層に組み込むことで素子特性を大きく向上させることに成功した。 : In this study, we have developed a simple method based on self-organized phase segregation between two polymers, namely P3HT and polystyrene (PS), to produce nanoporous P3HT thin films. We also have found that rubbing the P3HT layer prior to PCBM deposition induces major morphological changes in the active layer and results in the formation of an ideal vertical donor-acceptor concentration gradient. The combination of these two major morphological changes leads to the fabrication of high performances solar cells which exhibit, to date, the record efficiencies for spin coated graded bilayers solar cells.
記述: 研究種目:新学術領域研究(研究領域提案型)
研究期間:2008~2012
課題番号:20108012
研究者番号:10345663
研究分野:有機エレクトロニクス
科研費の分科・細目:材料化学、機能材料・デバイス
言語: jpn
URI: http://hdl.handle.net/10119/11390
出現コレクション:2012年度 (FY 2012)

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