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タイトル: 放線菌由来生体分子を用いた非対称ポリベンズオキサゾール液晶材料の創出
その他のタイトル: Development of LC materials from asymmetric polybenzoxazoles using streptomyces-derived biomolecules
著者: 金子, 達雄
著者(別表記): Kaneko, Tatsuo
キーワード: バイオプラスチック
生体分子
PBO
液晶
重縮合
放線菌
発行日: 5-Jun-2014
抄録: 持続可能社会構築には欠かせないバイオプラスチックの分野において高耐熱性バイオ高分子を開発することは必須の課題である。本研究では放線菌の作る3-アミノ-4-ヒドロキシ安息香酸(34AHBA)とその誘導体を出発物質とし、高耐熱性を効率よく誘導するベンズオキサゾール構造の剛直高分子を合成した。具体的には、34AHBAの酸化体である3-アミノ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(34AHBAL)からポリベンズオキサゾール(PBO)のモノマーであるヒドロキシアミンを合成した。さらに、バイオ由来の芳香族ジカルボン酸と重縮合することで耐熱温度のPBOフィルムや液晶機能を示すPBOを合成した。 : Development of high-thermoresistance biopolymers is a challenging subject in the field of bioplastics indispensable for establishment of sustainable society. in this study, we selected 3-amino-4-hydroxybanzoic acid (34AHBA) and its derivative which is originated from Streptomyces griceus as a starting material, and synthesized rigid-rod polymers with a benzoxazole structure inducing efficiently to high-thermoresistance. Actually oxidized derivative of 34AHBA, 3-amino-4-hydroxybenzaldehyde (34AHBAL), was modified to prepare a kind of hydroxyamines which is a monomer of polybenzoxazoles (PBO). Finally PBO film with a high-thermoresistance temperature and LC-functional PBO were successfully prepared.
記述: 研究種目:基盤研究(B)
研究期間:2011~2013
課題番号:23350112
研究者番号:20292047
研究分野:高分子合成化学
科研費の分科・細目:材料化学・高分子繊維・材料
言語: jpn
URI: http://hdl.handle.net/10119/12187
出現コレクション:2013年度 (FY 2013)

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