JAIST Repository >
c. マテリアルサイエンス研究科・マテリアルサイエンス系 >
c50. 科学研究費助成事業研究成果報告書 >
2013年度 >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/10119/12188
|
タイトル: | ラフトダイナミクスの解析と制御 |
その他のタイトル: | Analysis and control of membrane raft dynamics |
著者: | 高木, 昌宏 |
著者(別表記): | Takagi, Masahiro |
キーワード: | 細胞模倣膜 ラフト リポソーム ダイナミクス |
発行日: | 5-Jun-2014 |
抄録: | 生体膜中には飽和脂質とコレステロール(Chol)が豊富な相分離構造(ラフト)の存在が示唆され、人工的に再現可能である。Cholは酸化されると7-keto-cholesterol(7keto)、7β-hydroxycholesterol(7β)といった酸化コレステロールを生じることから、相分離構造への影響を調べた。Chol:7keto=1:1を含む系ではCholより低濃度(10%~30%)でラフト様の相分離構造が観察され、動的光散乱(DLS)からChol:7keto=1:1では小さな構造体が確認できた。Chol, 7keto間親水性相互作用が関与した相分離構造形成の新たなメカニズムを提案した。 : We characterized the membrane phase separation structures in oxidized cholesterol(Chol)-containing systems. 7-kotocholesterol(7-keto) and 7beta-hydoroxycholesterol(7beta). Especially, the phase separation was strongly enhanced in Chol/7keto system. On the other hand, the phase separation was suppressed in 7beta-containing system. Our results showed that the hydrophilic interactions among lipids and cholesterols play important roles in formation and stability of domain structures. |
記述: | 研究種目:基盤研究(B) 研究期間:2011~2013 課題番号:23360366 研究者番号:00183434 研究分野:生物工学 科研費の分科・細目:プロセス工学・生物機能・バイオプロセス |
言語: | jpn |
URI: | http://hdl.handle.net/10119/12188 |
出現コレクション: | 2013年度 (FY 2013)
|
このアイテムのファイル:
ファイル |
記述 |
サイズ | 形式 |
23360366seika.pdf | | 448Kb | Adobe PDF | 見る/開く |
|
当システムに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。
|