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http://hdl.handle.net/10119/13684
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タイトル: | ダングリング鎖に富むネットワーク構造を利用した自己修復性高分子材料の創製 |
その他のタイトル: | Material design of self-healing polymer with dangling chains |
著者: | 山口, 政之 |
著者(別表記): | Yamaguchi, Masayuki |
キーワード: | レオロジー 成形加工 自己修復 |
発行日: | 2-Jun-2016 |
抄録: | ゾル-ゲル転移の臨界点に近い緩いゲルでは、片末端自由な部分鎖(ダングリング鎖)の分子運動によって傷が修復される。一方で、ネットワーク構造により巨視的な流動が生じずに形状は維持される。本知見を結晶化度の低い結晶性高分子や、ハードセグメントの少ないブロック型熱可塑性エラストマーに適用し、自己修復性を示すことを明らかにした。特に切断直後の表面は分子運動性が激しく、切断直後に突き合わせることで加熱処理や化学反応を生じなくても良好な自己修復性を示す。 : A weak gel just beyond the sol-gel transition point shows autonomic healing behavior by marked molecular motion of dangling chains. We applied this concept to crystalline polymer with low degree of crystallinity and tri-block thermoplastic elastomer with a small amount of hard segment. It is found that they show good healing behavior especially immediately after cutting. This is owing to the marked molecular motion on the surface after cutting. |
記述: | 基盤研究(C)(一般) 研究期間:2013~2015 課題番号:25410221 研究者番号:40401947 研究分野:レオロジー |
言語: | jpn |
URI: | http://hdl.handle.net/10119/13684 |
出現コレクション: | 2015年度 (FY 2015)
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