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タイトル: オンチップ質量分析器の開発
その他のタイトル: Development of on-chip mass spectroscopy
著者: 高村, 禅
著者(別表記): Takamura, Yuzuru
キーワード: 質量分析
タンパク質のイオン化
MALDI
熱パルスイオン化
マトリックスフリー
糖のイオン化
イオン化メカニズム
マイクロ流体デバイス
発行日: 25-Jun-2018
抄録: 質量分析のチップ化を試みた。特に、チップ化に適したイオン源として、熱パルスイオン源を開発した。これは、チップ上に作成した微小ヒータ上に、イオン化したいサンプルを薄く塗布し、パルス電流で加熱するだけでイオン化脱離を可能とするものである。マトリックスを必ずしも必要とせず、無機元素から高分子まで、タンパク質、炭水化物や糖も、ソフトに非常に高い効率でイオン化できる、従来にない性質を持つイオン源であることを示せた。:This research tried to miniaturize mass spectroscopy on a chip. Especially, pulse heating ionization and dissociation method (PHDI) was developed. In this method, samples were ionized and dissociated by a heat pulse generated by micro heater on chip. PHDI was found to be a novel ionization method with extremely excellent properties that PHDI not always requires matrix assist for ionization and can ionize wide range of materials from inorganic to macromolecule, including proteins, hydrocarbons and sugars, with very high efficiency and qualities of soft-ionization.
記述: 挑戦的萌芽研究
研究期間:2014~2017
課題番号:26600059
研究者番号:20290877
研究分野:分析化学、マイクロ流体デバイス
言語: jpn
URI: http://hdl.handle.net/10119/15396
出現コレクション:2017年度 (FY 2017)

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