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http://hdl.handle.net/10119/10576
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タイトル: | 文法化と超越性の計算モデル構築による言語の起源と進化の研究 |
その他のタイトル: | Study on origin and evolution of language by constructing computational models of grammaticalization and displacement |
著者: | 橋本, 敬 |
著者(別表記): | Hashimoto, Takashi |
キーワード: | 文法化 超越性 言語の起源と進化 構成論的アプローチ 一方向性 認知能力 言語的類推 メタファー的・メトニミー的推論 |
発行日: | 6-Jun-2012 |
抄録: | 文法化と超越性という人間言語に特有で普遍的な性質に着目して,言語の起源と進化について構成論的研究を行った.その結果,言語ルールを拡大適用する能力である言語的類推能力が,獲得可能・変化可能な言語ができるために非常に重要であり,この能力が超越性をもたらし得るものであり,言語起源で獲得しているべき能力であることを示した.そして,メタファー的・メトニミー的推論が文法化に特徴的な具体から抽象への一方向性をもたらすことを見出した. : We conducted a constructive study on the origin and evolution of language focusing on grammaticalization and displacement which are particular and universal features of human languages. We claimed that the ability of linguistic analogy, which is to extendedly apply acquired linguistic rules, plays an important role to develop acquirable and changeable languages and to bring out displacement, and thus, this ability should emerge at the origin of language. Further, we showed that metaphoric and metonymic inferencing bring unidirectionality from concrete to abstract, which is an important feature of grammaticalization. |
記述: | 研究種目:基盤研究(B) 研究期間:2008~2010 課題番号:20300082 研究者番号:90313709 研究分野:進化言語学 科研費の分科・細目:情報学・感性情報学・ソフトコンピューティング |
言語: | jpn |
URI: | http://hdl.handle.net/10119/10576 |
出現コレクション: | 2011年度 (FY 2011)
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