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http://hdl.handle.net/10119/10596
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タイトル: | 新規熱電カルコゲナイドの創製と物性研究 |
その他のタイトル: | Development of novel thermoelectric chalcogenides and investigation of their physical properties |
著者: | 末國, 晃一郎 |
著者(別表記): | Suekuni, Koichiro |
キーワード: | 熱電変換 カルコゲナイド 硫化物 スピネル テトラへドライト 可変領域ホッピング |
発行日: | 30-May-2012 |
抄録: | 本研究では,立方晶の複雑構造を有するスピネルCu_yFe_4Sn_<12>X_<32>(X = S, Se)とテトラへドライトCu_<12-x>Tr_xSb_4S_<13>(Tr : 遷移金属)を作製し,熱電物性を調べた。前者の研究から,可変領域ホッピング伝導が高温での高い熱電性能の実現に有望な伝導機構であると提案した。さらに,テトラへドライトはシリカガラス以下の低熱伝導率のために極めて高い熱電性能を示すことを世界に先駆けて明らかにした。 : We have synthesized the materials with cubic complex crystal structure; spinels Cu_yFe_4Sn_<12>X_<32>(X = S, Se) and tetrahedrites Cu_<12-x>Tr_xSb_4S_<13>(Tr : Transition metal) and have investigated their thermoelectric properties. The result of study for spinels gave us information that the variable-range hopping conductors have a potential to be a good high-temperature thermoelectric material. Furthermore, we newly demonstrated that the tetrahedrites exhibit high thermoelectric performance due to the quite low lattice thermal conductivity. |
記述: | 研究種目:研究活動スタート支援 研究期間:2010~2011 課題番号:22840021 研究者番号:10582926 研究分野:固体物理,熱電変換,結晶育成 科研費の分科・細目: 数物系科学・物性II |
言語: | jpn |
URI: | http://hdl.handle.net/10119/10596 |
出現コレクション: | 2011年度 (FY 2011)
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