JAIST Repository >
b. 情報科学研究科・情報科学系 >
b50. 科学研究費助成事業研究成果報告書 >
2013年度 >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/10119/12176

タイトル: 論理式肥大に伴う活性のモデル検査の非効率化の改善
その他のタイトル: Improvement of liveness model checking performance degraded by obese formulas
著者: 緒方, 和博
著者(別表記): Ogata, Kazuhiro
キーワード: モデル検査
活性
公平性
準公平性
分割統治
公平性の理解
反例
Maude
発行日: 23-Apr-2014
抄録: 公平性のもとでの活性のモデル検査対象の論理式は"公平性 ⇒ 活性"の形をとる。この論理式はBuchiオートマトンへ変換される。この変換は論理式の大きさに対しべき乗の計算と空間を必要とするため、公平性が大きくなるとBuchiオートマトンへの変換が実質不可能になり、モデル検査自体もできなくなる。本研究では、"公平性 ⇒ 準公平性"を満たし、公平性より小さな論理式である準公平性を探し、"準公平性 ⇒ 活性"をモデル検査することで公平性のもとでのモデル検査を可能とする方法を提案する。すなわち、"公平性 ⇒ 活性"の代わりに、"公平性⇒ 準公平性" と"準公平性 ⇒ 活性"をモデル検査することである。 : Model checking a liveness property lprop under a fairness assumption fair, the formula is in the form "fair => lprop". The formula is transformed into a Buchi automaton. The transformation requires an exponential time and space of the size of the formula. If the formula becomes large, it becomes (almost) impossible to transform the formula into a Buchi automaton and then to model check the formula. The research proposes a way of making the model checking feasible by model checking "fair => qfair" and "qfair => lprop" for some formula qfair such that the size of qfair is (much) smaller than that of fair.
記述: 研究種目:基盤研究(C)
研究期間:2011~2013
課題番号:23500041
研究者番号:30272991
研究分野:計算機科学
科研費の分科・細目:ソフトウェア
言語: jpn
URI: http://hdl.handle.net/10119/12176
出現コレクション:2013年度 (FY 2013)

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズ形式
23500041seika.pdf155KbAdobe PDF見る/開く

当システムに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。

 


お問い合わせ先 : 北陸先端科学技術大学院大学 研究推進課図書館情報係