JAIST Repository >
a. 知識科学研究科・知識科学系 >
a50. 科学研究費助成事業研究成果報告書 >
2019年度 >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/10119/16731
|
タイトル: | 力学系の不変量による身体運動の分節化・認識・生成理論の構築 |
その他のタイトル: | Building a Theoretical Framework of Bodily Action: Segmentation, Recognition,and Generation of Actions Based on Dimensional Invariants |
著者: | 日高, 昇平 |
著者(別表記): | Hidaka, Shohei |
キーワード: | 模倣 運動 身体 力学系 意図推定 |
発行日: | 5-Jun-2020 |
抄録: | 人の認知的活動の多くは、他者との身体的な相互作用を通じてなされる。こうした社会的な相互作用の基盤を支えていると考えられるのが、人が固有に有する身体的模倣である。身体模倣の実現には、複数の感覚器・効果器の間で、さらに自己と他者の間で表現を変換する必要があり、高度な計算過程を要する。本研究は、特定の種類の身体運動が固有にもつ力学系の次元を基礎として、身体運動の教師なしの分節化および動作種類の同定が可能である事を実証した。また、特定の運動を生成するための基礎理論の構築を試みた。研究成果の学術的意義や社会的意義: 身体模倣に内在する基本的な性質を解明することで、我々が他者の動きからどのような情報を得ているか、相手がどんな意図を持つか、などの基礎的なメカニズムの理解へとつながると期待される。将来的には、具体的に、自閉症などの社会的な認知機能の障害とみられる傾向をもつ方の支援や周囲の人たちがとるべきコミュニケーションの方法についての示唆を与えることにつながると考えられる。 : Many of our cognitive activities are performed through physical interaction with others. It has been considered that bodily imitation plays one of the central roles in such a social interaction. It is necessary to convert visual representation of other’s bodily action to one’s own motor command, if one performs a bodily imitation, and this requires cross-modal mapping among multiple sensors and effectors. In this study, we built a theoretical foundation of recognition and segmentation of action, and demonstrated it with a time series of bodily movement a in an unsupervised manner based on invariant feature of an underlying dynamical system. |
記述: | 若手研究(A) 研究期間:2016~2018 課題番号:16H05860 研究者番号:50582912 研究分野:認知科学 |
言語: | jpn |
URI: | http://hdl.handle.net/10119/16731 |
出現コレクション: | 2019年度 (FY 2019)
|
このアイテムのファイル:
ファイル |
記述 |
サイズ | 形式 |
16H05860seika.pdf | | 270Kb | Adobe PDF | 見る/開く |
|
当システムに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。
|