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第5回知識創造支援システムシンポジウム報告書<2008年> >

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タイトル: 手本との類似に基づく観点の発見
その他のタイトル: Similarity Computations for Viewpoint Discovery
著者: 森田, 純哉
永井, 由佳里
著者(別表記): Morita, Junya
Nagai, Yukari
発行日: 14-Mar-2008
出版者: 日本創造学会, 北陸先端科学技術大学院大学
抄録: 人間による類似性の認知は,様々な観点(バイアス)によって影響を受ける.類似性認知や類推における観点を区別する要因の1つが,表層的類似と構造的類似の区別である.これまで,この要因は,生成的な課題において検討されてこなかった.本研究では,計算機モデルを利用した新たな分析手法を開発し,生成的類推における観点を分析した.実験において,被験者は提示された事例をアレンジするオリジナルのグラフィックを生成した.グラフィックの生成は2回繰り返された.生成されたグラフィックは,計算機モデルを利用して分析された.結果,はじめに生成されたグラフィックは,手本と表層的にも構造的にも類似したものであった.しかし,2回目の生成では,2種類の類似が分離した.この結果は,従来の類推の研究と整合するものであると同時に,生成における観点の変化を示すものである. : In studies of similarity cognition, the distinction between surface and structural similarity has been repeatedly investigated. However, this distinction has not been investigated in a generative analogy where target representations are not provided in advance. This study uses computational methods to analyze how this distinction is involved in generative analogy. In the experiment, participants were given an example and asked to generate an original graphic by modifying the example. The procedure was repeated twice. The result indicated that the first graphics that the participants generated were similar in both surface and structural features to the presented example. However, the second graphics that they generated varied in the degree of surface and structural similarity. This result may indicate characteristics of generative analogy but is also compatible with the results of previous studies of analogical reasoning.
記述: 第五回知識創造支援システムシンポジウム, 主催:日本創造学会,北陸先端科学技術大学院大学, 共催:石川県産業創出支援機構文部科学省知的クラスター創成事業金沢地域「アウェアホームのためのアウェア技術の開発研究」, 開催:平成20年2月21日~23日, 報告書発行:平成20年3月14日
言語: jpn
URI: http://hdl.handle.net/10119/4466
出現コレクション:第5回知識創造支援システムシンポジウム報告書<2008年>

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