|
JAIST Repository >
b. 情報科学研究科・情報科学系 >
b10. 学術雑誌論文等 >
b10-1. 雑誌掲載論文 >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/10119/4626
|
タイトル: | 下丘細胞の時間応答特性に関する計算モデルの提案 |
著者: | 牧, 勝弘 赤木, 正人 廣田, 薫 |
キーワード: | 聴覚モデル 計算機シミュレーション 脳幹 時間応答パターン 神経回路 Auditory model Computer simulation Brain stem Temporal response pattern Neural circuit |
発行日: | 2004-06-01 |
出版者: | Acoustical Society of Japan(日本音響学会) |
誌名: | 日本音響学会誌 |
巻: | 60 |
号: | 6 |
開始ページ: | 304 |
終了ページ: | 313 |
抄録: | 中脳に位置する下丘中心核(Icc)において観察される複雑かつ多様な時間応答パターンの模擬が可能な計算モデルを提案する。Iccに関する生理学的,解剖学的実験報告に基づき,下位の神経核細胞(蝸牛神経核腹側核,又は外側毛帯核腹側核)からIcc細胞への興奮性入力とそれよりも時間的に遅れた抑制性入力という単純な神経回路により,計算モデルを構成する。モデルを用いたシミュレーションの結果,本計算モデルは,生理学的応答特性に基づいて詳細に分類されたIcc細胞の時間応答パターン,すなわち,chopper,pauser, sustained,onset,on-sustained型,及びそのサブタイプ全10種類を再現できることが分かった。この結果は,Iccにおいて観察される時間応答パターンは複雑かつ多様であっても,それを生じさせる神経回路は単純であるという可能性を示している。 |
Rights: | 日本音響学会, 牧勝弘, 赤木正人, 廣田薫, 日本音響学会誌, 60(6), 2004, 304-313. |
URI: | http://hdl.handle.net/10119/4626 |
資料タイプ: | publisher |
出現コレクション: | b10-1. 雑誌掲載論文 (Journal Articles)
|
このアイテムのファイル:
ファイル |
記述 |
サイズ | 形式 |
6963.pdf | | 912Kb | Adobe PDF | 見る/開く |
|
当システムに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。
|