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http://hdl.handle.net/10119/4722
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タイトル: | サロゲート法に基づく持続発声母音の基本周期揺らぎの高次相関解析 |
著者: | 徳田, 功 宮野, 尚哉 合原, 一幸 |
キーワード: | 持続発声母音 基本周期揺らぎ サロゲート法 自然性の知覚 一対比較法 |
発行日: | 2004-03-01 |
出版者: | 電子情報通信学会 |
誌名: | 電子情報通信学会論文誌 A |
巻: | J87-A |
号: | 3 |
開始ページ: | 355 |
終了ページ: | 363 |
抄録: | 有声音の持続発声で観測される,ピッチの基本周期の揺らぎは,音声が人間的で自然な発音として知覚されるために必要不可欠であることが知られている.音声合成を行う際に,原音声の品質を保持するためには,ピッチの基本周期揺らぎのどのような統計的性質を再現することが重要なのか,慎重に検討する必要がある.これまでの研究から,2次の相関構造を保存することが,自然な基本周期揺らぎを実現するために重要であることが分かっているが,3次以上の高次相関の重要性については分かっていない.本研究では,サロゲート法を用いて,基本周期揺らぎの高次相関解析を行い,3次以上の相関構造が,母音の自然性に与える影響について調べる.得られた結果から,ピッチの基本周期揺らぎを合成する際には,2次の相関に加えて,3次以上の高次の相関構造を再現することが重要であることを指摘し,非線形モデル等によるアプローチの可能性について議論を行う. |
Rights: | Copyright (C)2004 IEICE. 徳田功,宮野尚哉,合原一幸, 電子情報通信学会論文誌 A, J87-A(3), 2004, 355-363. http://www.ieice.org/jpn/trans_online/ |
URI: | http://hdl.handle.net/10119/4722 |
資料タイプ: | publisher |
出現コレクション: | b10-1. 雑誌掲載論文 (Journal Articles)
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