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第6回知識創造支援システムシンポジウム報告書<2009年> >

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タイトル: プライバシを考慮した距離情報を利用したベッド転落検知システム
その他のタイトル: Distance-based System for Detecting Fall from Bed Considering Privacy
著者: 中田, 豊久
國藤, 進
金井, 秀明
著者(別表記): Nakada, Toyohisa
Kanai, Hideaki
Kunifuji, Susumu
キーワード: 距離情報
ベッド転落
プライバシー保護
画像解析
発行日: 30-Mar-2009
出版者: 日本創造学会, 北陸先端科学技術大学院大学
抄録: 病院やグループホームなどでは入院している人や被介護者が夜中にベッドから転落し,骨折などの事故を起こしてしまうことがある.このような事故を未然に防ぐために,カメラによって見守るようなシステムでは,被護者のプライバシを保護することが困難である.そこで本研究ではプライバシを保護しつつ,事前にベッドからの転落を検知するシステムについて検討する.プライバシを保護するためには,システムが取得した情報を個人情報が隠れるように加工して保存したり,個人情報を保存する場合でもサービス利用時に他者には見られないように暗号化したりするなどの方策が考えられる.しかし本研究ではそもそも個人情報にあたる情報はシステムが一切取得せずに,転落検知を実現することを試みる.そのために,2 次元の距離情報を用いる.この距離情報からは,誰がベッドに寝ているかという個人情報は取得できないが,被介護者がベッドから起きようとしているのか,ベッドの端にいるのかなどの状況は推測可能である.これらを使用して,ベッドからの転落を未然に検知することを試みる.
記述: 第六回知識創造支援システムシンポジウム, 主催:日本創造学会, 北陸先端科学技術大学院大学, 共催:石川県産業創出支援機構文部科学省知的クラスター創成事業金沢地域「アウェアホームのためのアウェア技術の開発研究」, 開催:平成21年2月26日~28日, 報告書発行:平成21年3月30日
言語: jpn
URI: http://hdl.handle.net/10119/7970
出現コレクション:第6回知識創造支援システムシンポジウム報告書<2009年>

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