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            | このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/10119/11936 |  
 
| タイトル: | 音情景解析の概念にもとづいた音声プライバシー保護 |  | 著者: | 赤木, 正人 入江, 佳洋
 |  | キーワード: | 音声プライバシー保護 音情景解析
 カクテルパーティ効果
 |  | 発行日: | 2014-04-01 |  | 出版者: | 電子情報通信学会 |  | 誌名: | 電子情報通信学会論文誌 A |  | 巻: | J97-A |  | 号: | 4 |  | 開始ページ: | 247 |  | 終了ページ: | 255 |  | 抄録: | 我々が生活している環境にはたくさんの音が存在するため,外界から目的音の情報を得るためには,目的音のみを選択し必要な情報を得ることが重要である.複数の音から目的音を選択的に聴取可能であるような聴覚上の働きは,カクテルパーティ効果と呼ばれる.この効果が生じる主な要因として,Bregmanが紹介した音情景解析(Auditory Scene Analysis: ASA)が知られている.音情景解析が上手く行えることにより,我々は,数メートル先のヒソヒソ声でも注意を向けて聴くことができる.しかし同時に,他人に聞かれたくない会話,例えば銀行店舗や病院外来,薬局の店頭などでの機密やプライバシーに関する会話を他人に聞かれる可能性もでてくる.本論文では,音情景解析についての知見を逆に利用することで,音声プライバシー保護を行う手法について紹介する.この手法は,会話音声と同時に音声の言語意味情報を担う音韻性を曖昧にする音を再生することによって,音情景解析がなるべく有効に働かない音環境を生成し,発話内容を不明瞭にする. |  | Rights: | Copyright (C)2014 IEICE. 赤木正人, 入江佳洋, 電子情報通信学会論文誌 A, J97-A(4), 2014, 247-255. http://www.ieice.org/jpn/trans_online/ |  | URI: | http://hdl.handle.net/10119/11936 |  | 資料タイプ: | publisher |  | 出現コレクション: | b10-1. 雑誌掲載論文 (Journal Articles) 
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