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タイトル: ゲームの目的達成のみを追求したAIでは生まれにくいゲーム内行動の分類と考察
著者: 中川, 絢太
佐藤, 直之
池田, 心
キーワード: ゲームAI
人間らしさ
行動分類
ゲーム内行動
創発
発行日: 2016-07-29
出版者: 情報処理学会
誌名: 研究報告ゲーム情報学(GI)
巻: 2016-GI-36
号: 20
開始ページ: 1
終了ページ: 9
抄録: ゲームを人間がプレイするとき,ゲームから与えられた主目的に一直線には繋がらないような行動が観察できることが多い.例えば,格闘ゲームで「離れた相手に弱パンチを繰り返し対戦相手を挑発する」,アクションゲームで「アイテムが落ちている場所でジャンプを繰り返し仲間にその存在を教える」といった行動である.これらの行動は,様々なゲームで頻繁に見られ,“ ゲームの目的達成のみを追求するAI ”では生まれにくい挙動である.我々は,人間らしいAI の実現には,意図の有無に関わらず現れるゲーム内行動についての議論も必要だと考える.本稿では,30 ゲームタイトル45 種類に及ぶ行動事例を収集し,収集した行動を“催促”,“挑発”,“挨拶”などの目的に応じた計7 種類に分類し,例示した行動が発生する条件や,AI による再現法について考察する.
Rights: 社団法人 情報処理学会, 中川絢太, 佐藤直之, 池田心, 研究報告ゲーム情報学(GI), 2016-GI-36(20), 2016, 1-9. ここに掲載した著作物の利用に関する注意: 本著作物の著作権は(社)情報処理学会に帰属します。本著作物は著作権者である情報処理学会の許可のもとに掲載するものです。ご利用に当たっては「著作権法」ならびに「情報処理学会倫理綱領」に従うことをお願いいたします。 Notice for the use of this material: The copyright of this material is retained by the Information Processing Society of Japan (IPSJ). This material is published on this web site with the agreement of the author (s) and the IPSJ. Please be complied with Copyright Law of Japan and the Code of Ethics of the IPSJ if any users wish to reproduce, make derivative work, distribute or make available to the public any part or whole thereof. All Rights Reserved, Copyright (C) Information Processing Society of Japan.
URI: http://hdl.handle.net/10119/14083
資料タイプ: author
出現コレクション:b10-1. 雑誌掲載論文 (Journal Articles)

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